液中高周波焼入れ ADI ガス浸炭焼入れ金属に新たな価値を与える 金属の価値をさらに高める 熱処理のことなら何でもこなせる ナガト ― 熱処理のデパートハードショットピーニング 高周波焼入れ 機械加工

素材と技術の持つ、限りない可能性を見つめて。

たとえば、もともと軟らかい鉄の中に炭素が入ると、鉄より硬い鋼(はがね)となる不思議。
その昔、日本刀は、鍛錬に鍛錬を重ねる長い工程の中でも、ほんの一瞬の焼入れが名刀か否かを決めました。
まさに、刀工の匠の技が成し得た神秘の世界です。
技術の進歩は、不思議や神秘を工業的に発展させ、品質の向上と素材の可能性を広げてきました。
そして今、ナガトは、21世紀という新しい時代の技術と素材の開発に取り組んでいます。
これまでの熱処理で培ってきた技術をベースに機動性、柔軟性、創造性を発揮して、資源や環境の保全に努めながら多様なニーズにお応えしていきます。

ナガトの熱処理とは? ~部品が完成するまでの流れ~

熱処理とは、簡単に言えば熱を加えて冷やすことによって金属の組織を変え、製品の硬さや靭性、疲労強度などを増す技術 ― そう、刀鍛冶が「焼き」を入れる、まさにあれが熱処理です。
鍛造・鋳造や機械加工が形状・寸法変化であるのに対して、熱処理には質的変化という特徴があります。

私たちナガトの役割は、お客様のご要望に応じた最適な熱処理の手法をもって、
それぞれの部品・製品に適した「付加価値」や「特性」を与え、その価値を高めることです。
さらに、熱処理から機械加工まで、すべての工程をナガト1社でご提供・ご提案できることこそ、
当社が「熱処理のデパート」と呼ばれるゆえんです。